玄関リフォームはどのような点に注意すればいいの?

家の顔である玄関。家族が入る場所だけでなく、外から人を招き入れる場所が玄関であり、家の印象を大きく決定づける場所になります。玄関のリフォームはどのような点に注意するべきなのでしょうか。玄関リフォームのポイントをまとめました。

玄関のどこをリフォームするか決めよう

一言で「玄関をリフォームする」といっても、その範囲はとても広くとらえることができます。玄関ドアだけを交換するのか、土間も変えるか、収納もいじるのか、壁紙は一新するのかなど、「玄関」の範囲は意外と広いのです。
玄関をリフォームする際に、まず決めるべきはリフォームする範囲です。玄関ドアを新しいものに替えると壁や土間が急にみすぼらしく見えることもあるため、あまりに傷んでいる場合は一緒に替えてしまうのもよいでしょう。ただし、あまり範囲を広げすぎてしまうとリフォーム費用がふくらんでしまうため、お財布と相談しながら決めましょう。

玄関リフォームの5つの注意点

玄関というとドアのデザインばかりに目がいきがちですが、それ以外にも重要なことがあります。その一つが「防犯性」です。空き巣は半分近くが無施錠の玄関ドアから入り、3%ほどがドア錠破りです。そのため防犯性を強く意識して玄関のリフォームを考えましょう。
空き巣は時間がかかることを嫌うので、最低でも1ドア2ロックにし、カギもピッキング対策のために、小さいくぼみがあるディンプルシリンダーがよいでしょう。
また、値段は張りますが、リモコンやカード、スマートホンで開けるタイプの玄関ドアも数多く登場しており、防犯性にこだわるならそうしたドアも候補に入れてもいいでしょう。

2つ目が「断熱性」です。玄関は外気が入りやすい場所で、熱を伝えやすいガラス製などの玄関の場合、玄関の温度が外気温とあまり変わらないこともあります。今は断熱性が高い玄関ドアが多く出ているため、外気温が伝わりやすい玄関ドアで困っている方は、断熱性に注目してみましょう。
3つ目が「バリアフリー化」です。玄関から入ると上がり框が段差になっていますが、車いすになるとその段差で移動が妨げられてしまいます。その部分をスロープにすることで段差を解消することができます。
4つ目が「照明」です。玄関の外側に付けるとたたずまいが美しくなり、家の中でも間接照明にしたりすることで雰囲気を高めることができます。また、防犯性を重視するなら、人を感知すると光が点滅して威嚇する照明があるので、一考してみましょう。
5つ目が明るさです。玄関が暗いと印象が悪くなりますが、一部をガラスにするだけでグンと明るくなります。ただし、ガラスは防犯性や断熱性が劣るので、強化ガラスやペアガラスなどを使ったものがよいでしょう。

木製とアルミのメリット・デメリット

玄関ドアの素材は大きく「木製」と「アルミ」があります。
木製ドアは重厚感と高級感があります。また断熱性が高いというメリットもあり、結露はほとんどありません。一方で、玄関は雨や風にさらされるので、塗装などの定期的なメンテナンスが必要になります。またやわらかいので傷もつきやすくなります。

アルミはメンテナンスがほとんどいらないので手入れが楽で、さまざまなデザインのものが売られています。一方で断熱性に劣るので、断熱性の高いものを選ばないと外気温の影響を受けやすくなります。

ドアと引き戸のメリット・デメリット

玄関リフォームは、玄関がドアの場合はドアに、引き戸の場合は引き戸にすることが多いようですが、なかにはリフォームをきっかけに替えたいという人もいるでしょう。それぞれのメリット、デメリットを見ていきます。
ドアのいい点は商品の種類が豊富なことと、気密性が高くなることです。引き戸と比べると隙間ができにくいので外気温の影響を受けにくくなります。一方、ドアを開けるにはスペースを必要とするため、開く側にはモノが置けないというデメリットがあります。また、少しだけ開けるといった微調整ができません。
引き戸は玄関から少し風を入れたいという場合に開き具合を調節することができ、スペースもとりません。また、開口部も広くとることができます。一方で、隙間ができやすいというデメリットがあります。

いろんなタイプがあるドアと引き戸

玄関ドアはいくつかの種類に分けられます。もっともポピュラーなのが1枚のドアで開閉する「片開きドア」。豊富な商品があるのでいろいろなデザインのなかから選べるメリットがあります。いざというときに開口部を広くしたい人向けなのが「親子ドア」。ドアが親扉と子扉があり、通常は親扉1枚だけで出入りし、大きな荷物などを運び入れるときなどに子扉を開けられるタイプです。
左右同じ大きさの扉なのが「両開きドア」。大きな戸建てなどに採用すると豪華な感じが出ます。

引き戸は、省スペースで済む1枚の引き戸を片方に引き入れる「片引き扉」、2枚の引き戸で左右どちらにも引ける「引き違い扉」などがあり、大きい戸建ての場合、3~4枚ほどの引き戸を使うタイプもあります。

玄関ドア本体だけなら15~30万円ほど

玄関は玄関ドアのグレードとリフォームの範囲で決まります。玄関ドアを替えるだけなら撤去費用、取り付け費、玄関ドア本体の合計で15~30万円ほどです。ただし、断熱性の高い玄関ドアを選ぶと、採用商品次第では費用はそれより5、6万円ほど高くなります。
ドアから引き戸にしたいなどの場合は、建物タイプによってできるできないがありますので、事前に施工会社に電話するなどして可能がどうか問い合わせましょう。

相見積もりをとって業者選びをしよう

玄関はどの部位をリフォームするかで価格も大きく違うので、リフォーム範囲が広い場合は必ず複数の施工店から見積もりをとって比較検討しましょう。また「HUNDY(ハンディ)」では玄関リフォームに対応できるリフォーム会社を紹介してくれて、そのなから気に入った業者に直接施工をお願いすることができます。