過ごしやすい部屋を作るために、床を見直してみませんか?

長く住んでいる家では、足元が寒い、なんだか床が軋む感じがするなど、床に不満や不安が出てくることも珍しくありません。寒さ対策を含めて、安心して暮らせる家を作るために、床のリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?最近では、良い床材も開発されているので、自分に合ったリフォームができるはずですよ。

今の床に満足していますか?

長く暮らしていると、床も経年劣化するのは避けられません。暖房を付けても、足元が温まらない。床を歩くとブカブカするなど、長く使っている床が限界になってきていませんか?早速、暖かく、安心して歩ける床へのリフォームを検討してみましょう。
「床」と一言で言っても、家の床には、リビング、水まわり、玄関、客間、和室など、さまざまな床があります。リフォームするときには、どの場所をリフォームするのか、その場所にふさわしい床材を選択していく必要があります。
また、人によって大切にしたいことは違います。たとえば、「デザイン性」「掃除のしやすさ」「過ごしやすさ」など、自分にとって重視したいことは何なのかを、リフォーム前に整理しておくと良いでしょう。
最近ではリフォームと一緒に床暖にしたり、断熱リフォームしたりすることも増えてきています。今の家の床に満足していないのであれば、そういったリフォームを合わせて検討するのも良いかもしれません。

部屋によって床を適切に選択する

床のリフォームを考える時、その部屋によってふさわしい床材を選ぶ自信はありますか?
和室なら畳や竹、籐などの床材、水まわりの部屋なら水濡れに強い床材、リビングは心地よく過ごせる床材など、機能的にもデザイン的にも適切な床を選択する必要があります。
たとえば、高級感のある大理石タイルをリビングに使った場合、床暖なども完備しておかないと、冬には家の中とは思えないほど寒く、部屋がなかなか温まらないなんてこともあるのです。イメージやデザイン性だけで床を決めてしまうと、過ごしにくい家になりかねません。

床材にはどんな種類がある?

床材と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?たくさんの種類の床材が多くのメーカーから販売されていますが、一般的な住宅で用いられている床材としては、木質フローリング、タイル、ビニル系床材、畳などが挙げられます。
木質フローリングとは、名前の通り木材が材料の床材で、大きく分けると合板で作られている複合フローリングと1枚板の無垢フローリングに分けられます。木質フローリングは暖かみのあるデザイン性とメーカーからカラーや木目の種類も豊富に揃っている所が魅力です。
コルクの床材は、吸音性、断熱性、弾力性があるので、子ども部屋や祖父母の部屋に使う人も多いようです。
タイルにもさまざまな種類があり、大理石や陶器などの種類があり、水に強く、耐久性も高いという特徴があるため、水まわりなどに使われることが多いですが、床暖と一緒にしないと冷たさが厳しいという意見も多く聞かれます。
水まわりによく採用されるものとしてビニル系の床材であるクッションフロアやビニル床タイルも種類が豊富です。クッションフロアは模様も豊富な上、クッション性が高いもの、防カビ加工されたものや防水性の高いものなど、高機能なものが多く、加工もしやすいため、人気の床材です。ビニル床タイルは耐久性も高く、個性的な柄などもあるのが特徴です。
畳は、和室には欠かせない床材でもあります。最近ではカラーも豊富になっていたり、モダンなデザインのものも増えています。畳縁のないものや正方形のものなどもあり、今までの和室とは違った雰囲気を作ることができると人気があります。

床リフォームにかかる費用はどれぐらい?

では、実際に床のリフォームをするとなると、どれぐらいの費用がかかるのでしょうか。使う床材の価格+工事費が一般的ですが、一緒に床暖や断熱材を入れる場合は、その分の費用もかかってきます。
床材は、複合フローリングは6000円/㎡、無垢フローリングは9000円/㎡ぐらいが相だと言われています。クッションフロアは厚みにもよりますが、2500円/㎡程度、ビニル床タイルは3500円/㎡程度から用意されています。
畳は新畳か、表替えかによっても価格が違ってきます。まだ使える畳があるのであれば、全て新しくするのではなく、表替えをして費用を抑えるのも一つの方法でしょう。
相場としては10万円~30万円程度の床リフォームが多いですが、張り替え素材によってはより高くなることもありますし、床を剥がしたときにシロアリ被害などを発見した場合には、追加費用が必要になることもあります。

断熱や床暖、シロアリ対策を一緒にやって効率的に

床のリフォームをするのであれば、一緒にやっておきたいリフォームもあります。
床リフォームの際には、重ね張りの場合は別ですが、床を剥がすことになります。せっかく床を剥がすのですから、剥がしたからこそできるリフォームを一緒にやってはいかがでしょうか。
断熱材を入れて、夏涼しく、冬暖かく過ごすことができるようにするのもお勧めです。また、冬の寒さが厳しいと感じているのであれば、床暖房の工事をすることも検討してみても良いかもしれません。
また、床を剥がすことで、シロアリ被害が発見されることがあります。シロアリの被害は、ほおっておくと大変危険です。床リフォームの際に床を剥がしてみたら、シロアリの食害が発見されることは、決して珍しいことではないのです。床を剥がして大丈夫だったからといって、今後もシロアリ被害に遭わないとは限りません。シロアリの被害のチェック、そして対策も一緒にやってしまってはいかがでしょうか。
床リフォームを最大限に利用し、大切な家を守り、快適な家を作る機会にしてみてください。
冬でも足元が暖かく、安心して部屋の中を歩き回れるという当たり前の快適さを実現するためにも、床リフォームを考えてみませんか。