ガルバリウム鋼板で外壁リフォーム!その特徴は? かかる費用はどれくらい?

サイディング、モルタル、タイル、木など、外壁には様々な種類がありますが、 ガルバリウム鋼板も注目度の高い素材です。
ここでは、知っているようでよく知らないガルバリウム鋼板の特性などを、掘り下げてみたいと思います。

耐久性が高く、サビにくい

ガルバリウム鋼板は軽くて丈夫、コストも比較的抑えられ、メンテナンスもラク。このようなイメージをもっている人も多いのではないでしょうか。
ガルバリウム鋼板は、鉄合金の板にアルミニウムと亜鉛を主とした金属メッキを施したもので、耐久性の高さが特徴のひとつです。ちなみに、すぐにサビるイメージのトタンは、亜鉛のみでメッキしています。比較すると、トタンは10~20年で激しく劣化しますが、ガルバリウム鋼板は20~30年以上もつといわれています。
つまり、アルミニウムの特性である耐食性により、トタンはもとより金属系サイディングボードと比べてもサビに強いのです。
ただし、注意したいのは次の地域。潮風が多く吹く海の近い地域には向きません。潮風が原因で、サビの一種でもある白サビが発生しやすくなります。

軽いから建物に負担をかけない。デザイン種類も豊富

ガルバリウム鋼板のメリットは軽量という点にもあります。平均0.4mm程度の厚さなので非常に軽く、家自体の骨組みに負担をかけません。家に負担をかけないということは、地震に強いともいえます。
また、デザインについても、波の間隔が狭いものから広いもの、横葺き、縦葺き等、バリエーションも豊富。カラーもホワイト系からブラック系、メタリック系、そしてカラフルなものまで幅広く揃っていますから、デザインとカラーの組み合わせによって、モダンにもスタイリッシュにも、個性的にも外観をつくることが可能です。

キズに弱く、そこからサビが発生することも

金属製の外装材の中でもサビにくいガルバリウム鋼板ですが、全くサビないということではありません。
先述しましたが、厚さが平均0.4mm程度と薄いからこそキズが付きやすく、表面に施してあるメッキが剥がれてしまうと、その剥がれた箇所に雨や外気などが触れることで赤サビが発生してしまいます。

塗り替えリフォームのタイミング

ガルバリウム鋼板の塗り替え目安時期は10〜15年。外壁の表面は塗料でコーティングされていますが、経年劣化症状で色褪せや変色が起こります。
さらに、外壁を指で擦ると白っぽい汚れがつくという状態を「チョーキング」といいますが、これは外壁材に塗られている塗料の塗膜の表面がなくなった症状です。このような現象が現れたら塗り替えが必要となります。

意外と高い!? ガルバリウム鋼板のコスト

ガルバリウム鋼板のコストですが、イメージとして比較的安価なのでは? と思われている人も多いかもしれません。実際、ガルバリウム鋼板自体はサイディングよりもイニシャルコストは高めです。ただし、サイディングは10年程度で張り替えが必要になるため、長い目で見たらガルバリウム鋼板の方が割安といえます。
塗り替えにかかる費用ですが、ウレタン塗料で1200〜1800円/㎡、フッ素塗料で1800〜3600円/㎡、遮熱塗料で2200〜2800/㎡が目安となります。この材料費のほかに、足場代や高圧洗浄等の費用がプラスされます。
また、ガルバリウム鋼板の塗り替えはサビなどの劣化箇所をしっかりと補修し、目荒らしの処理をするなど、ていねいで高度な作業を要しますから、その点も工事費が上がる要因になっています。

カバー工法でのリフォームが可能

ガルバリウム鋼板は軽くて家に負担をかけないことから、今現在の外壁の上に重ね貼りをする「カバー工法」も可能です。工事費の目安として、45坪の2階建ての住宅で、材料費で約60万円、工事費用で約130万円、合計190万円ほどかかると考えてよいでしょう。
カバー工法をするにあたっては、既存外壁の状態をきちんと調査することが重要です。