マンションのリノベーションを成功に導く方法!

近ごろ、マンションのリノベーションが盛んになってきました。自分が今住んでいるマンションを工事する場合もありますが、ここでは、中古物件を購入してリノベーションする場合の成功の秘訣をお伝えしいたします。

リフォームとリノベーションの違いって何?

「リノベーション」という言葉が流行っていますが、そもそも「リフォーム」と何が違うのでしょうか。
長く住んでいると、住宅は古くなったり傷んだり汚れたりします。そこで壁紙を替えたり、システムキッチンを新品に入れ替えたりして新築時に近い形に戻します。これがリフォームです。つまり、新築時を100点とすると、経年変化によって80点くらいに下がったものを、工事を行うことで元の100点近くにまで戻すことです。
一方リノベーションは、住まいを全面的に刷新することで、今までにないバリューを追加することです。間取りを変え、素材を替え、住まい方そのものを変化させることです。
例えば、うなぎの寝床の長屋で日当たりの悪かった家が、思い切って間取りを大きく変更し、建物中央部に中庭をつくってそこに接するようにリビングを配置し、“光の住まい”に生まれ変わらせた、といったようなものがリノベーションにあたります。

リノベーションに合った中古物件を購入しよう

中古物件を購入してリノベーションをする場合、注意すべきは、物件によってリノベーションに向いているものとそうでないものがある、ということです。
まず築年数ですが、新築と中古であれば新築のほうが資産価値はあります。しかし、リノベーション費用がかかるため、新築を購入すると割高になってしまうことから、通常は中古物件を探します。それも築年数が浅いと価格も高いので、ある程度年数がたった物件のほうが価格が安くておすすめです。理想的には築15~20年です。というのも、マンションは最初の15年は下がり続けますが、それを過ぎるとあまり極端に下がらなくなるからです。
立地は資産価値が下がりにくいことを考えると駅徒歩5分くらいが有利です。ただ、大きな公園やショッピングセンターや大型スーパーなどが近い場所であれば、駅から徒歩10分以上離れていたとしても資産価値はそれほど大きく下がりません。
マンションの構造には、柱と梁が一体化したラーメン構造と、壁面で建物を支える壁構造がありますが、壁構造は壁を取り払えないことがあるため、中の壁を完全に取り払えるラーメン構造のほうがリノベーションに向いています。壁構造は5階建てまでしか採用できないので、6階以上であればほぼラーメン構造です。
また、できればリフォームをしていない物件を購入しましょう。リフォーム済みのマンションはリフォーム価格が販売価格に上乗せされているため、割高だからです。

マンションのルールでリノベーションに制限がある場合も

上に記したことに注意して購入すべき物件を絞り込んだとしても、さらに注意してほしい点があります。マンションは集合住宅なので「マンションの管理規約」というものが存在し、そのルールを守らなければならないことです。
例えば、エントランスや廊下などの共有スペースは勝手にいじることができません。ベランダと玄関ドアも外観に統一感を与える箇所なので変更はできません。また、床下スペースがないところはキッチンやバスルームの位置を変えることが難しい場合があるので、事前に確認しておきましょう。
なお、間取りを変えるようなリノベーションは、1,000万円前後はかかります。そのため、その金額を上乗せしても新築の値段を上回らない金額、もっというと、上乗せしても新築の金額より大きく安くなる物件を探したほうがお得です。

物件探しにはネットが便利。でも必ず実物件を見よう

物件を探す方法で便利なのはインターネットです。中古マンションの情報は数多くあるので、そこで部屋の広さ、築年数や駅からの距離、価格など基本的な情報を確認し、掲載写真などで外観の雰囲気も見ておきましょう。
そのうえで、物件を扱っている不動産会社に連絡をとり、実際の物件を見せてもらいましょう。共有部分の掃除が行き届いているかなどで管理会社の能力がわかり、外壁などを見ることで実際の痛み具合もわかります。

マンションリノベーションが経験豊富な業者が安心

実際のリノベーションは家族構成や家族が求めているものによって大きく異なりますが、ポイントとしては、どんな空間が好きか、今まで不便に感じていたものは何か、購入する物件で不満点はどこか、などを明確にすると、目ざすべき空間がわかってきます。
また、あまりやりすぎると新築購入の値段と変わらなくなってしまうため、お得になるようにあらかじめ予算を設定しておきましょう。
マンションはさまざまな規約があるので、できればマンションのリノベーションの経験豊富な業者のほうが安心です。口コミやネット上で地域の業者を探したり、あるいは、業者とのマッチングサイトを利用する方法もあります。
リノベーションにあった中古物件を見つけ出し、自分たちの好きな空間に変身させ、ぜひ楽しい暮らしを手に入れてください。